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クライスラー・TC バイ・マセラティ : ミニ英和和英辞書
クライスラー・TC バイ・マセラティ[くらいすらーてぃーしーばいませらてぃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クライスラー・TC バイ・マセラティ : ウィキペディア日本語版
クライスラー・TC バイ・マセラティ[くらいすらーてぃーしーばいませらてぃ]

クライスラー・TC バイ・マセラティ(''Chrysler TC by Maserati'' )は、クライスラーマセラティにより開発されたGTカーである。クライスラーにおけるフラグシップモデルとして企画され、1989年 - 1991年にかけて7,300台が生産された。
== 開発 ==
リー・アイアコッカアレッサンドロ・デ・トマソの関係は、成功作のデ・トマソ・パンテーラを産み出したフォード時代に始まった。1984年当時、アイアコッカはクライスラーの会長を務め、デ・トマソは傘下にマセラティを擁していたが、この両者の関係もあり、スポーツクーペの合同開発が発表された。
1986年ロサンゼルスオートショーでプロトタイプが披露され、1989年に発売を開始。ダッジ・デイトナのプラットフォームをベースにシャーシを短縮し、ZFザックス製のショックアブソーバーが装着された。ホイールは専用デザインのもので、フォーミュラ1にも供給しているイタリアのフォンドメタル製のものが採用された。
当初エンジンは「ターボ II」の通称で知られる、デイトナに搭載されたクライスラー・Kエンジンのデチューンモデルが、A413型3速ATと共に組み合わせられた。1990年モデル以降、「ターボ II」は三菱自動車工業製の6G72型エンジンに変更され、ATも4速モデルのA604型に格上げされた。
なお、500台限定でゲトラグ製5速MTと独自チューンの2.2Lエンジンを組み合わせたモデルが製造された。このエンジンは「ターボ II」をベースとしているが、バルブカバーに"Maserati"の文字が入っていることから、「マセラティエンジン」の通称で呼ばれている。シリンダーヘッドは既存の「ターボ II」のSOHC・8バルブから、コスワースが制作したDOHC・16バルブへ変更されている。この他、ピストンドイツマーレ製、ターボチャージャー石川島播磨重工業(現:IHI)製、カムシャフトアメリカ合衆国フロリダ州を拠点とするクレーン・カムズ(''Crane Cams'' )製と、各国から集められたものだが、組み立て・仕上げ工程は一貫してマセラティが担当していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クライスラー・TC バイ・マセラティ」の詳細全文を読む




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